EmEditor が Retina に対応した
気が付いたら EmEditor の v13 ベータ版が公開されてたのでインストールしてみた。v13 からの新機能は以下のページで確認ができる。
いろいろ新機能があるけれど... 個人的にいちばんはひっそりと書かれてる「高い DPI 設定をサポートしました。」という部分。Mac 的に読み替えると「Retina ディスプレイに対応しました。」ということになるのです。
最近では Windows のノートも Retina ディスプレイ並みの高解像度液晶を搭載したモデルがある。たとえば東芝なんかは 2560 x 1440 の 13.3インチディスプレイ搭載 Ultrabook を発表してた。
東芝のノートは 16:9 のワイド液晶だから縦解像度は MacBook Pro Retina 13 インチより低いけど、横解像度の 2560 ドットってのはまったく同じ。
当然、Windows の標準のフォントサイズだったら小さすぎるので、このノートでは Windows 8 のスケーリング機能を使ってデスクトップを表示することになる。
おそらく Windows でもこんな感じのノート増えていくんだろうね。だから EmEditor も新バージョン出すなら高 DPI 表示に対応する必要があったんだろうなと。
他のエディッタはどうなんだろう?と思って秀丸を調べていたら、秀丸も最新のバージョンでは高 DPI に対応してた。なるほど。これがトレンドなのか。
ってことで、EmEditor が Retina に対応してくれたので、Parallels のビデオ設定も変更することにした。
前の日記 では解像度設定を一番左、「サイズ調整される」にするのがいい、としていた。けれども、EmEditor が Retina に対応した今では「Retina に最適」にするのがベストとなる。
Parallels を「Retina に最適」の設定にすると、Windows 8 のスケーリング設定は「199%」に自動的に固定される。その状態で EmEditor を起動すると... うーん Retina くおりてぃ。やっぱり、これのが文字見やすい。Windows の ClearType もなかなかやるじゃないか。
ちなみに、Windows 上のテキストエディタの編集画面フォントは、メイリオを変換して作れる等幅な MeiryoKe_Gothic を使っている。これきれいよ。おすすめ。
ただ、弱点もある。どうもね、Windows 8 の標準日本語 UI フォントの Meiryo UI は、高 DPI 表示にちょっと難があるというか... このフォント、文字によって太さ変わってない?線が太い文字と細い文字がある気がする... ClearType の調整でなんとかなるモノなんだろうか?
「Meiryo UI なんて使わなければいい」という話もあるのだろうけども、MS UI Gothic はこれはこれで高 DPI 表示が気に入らない。まあ、このへんは将来の課題にしておく。ってか、せっかくの Mac なのに Windows のカスタマイズに時間費やしてどうすんだって気も...
兎に角、EmEditor さん高 DPI に対応してくれてありがとうございます。まさか EmEditor さんも高 DPI 対応が Retina ディスプレイな MacBook Pro ユーザーから待望されてたとは思ってもいなかったことでしょう... でも、これが現実です!
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コメント
今やMacに関わらず高DPIが当たり前になりつつあるので、この対応は評価したいですね。遅すぎたくらいですが。
高DPIに設定していないがために一時的に秀丸に浮気してましたが、あの独特の操作感にはどうしてもなじめず、またEmEditorに戻ってみます。
投稿: | 2013.06.23 20:21