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初エアブラシ

ラジコンカーやってると、避けて通れないのがボディの塗装。今まではポリカ用のタミヤスプレー買って塗装してたんだけど... ラッカー系のスプレーはニオイがすごい。マンションのベランダでスプレーしてて、まだ苦情来たことないけど、実はお隣さん嫌がってるのかも知れない... とか常々思っていた。

去年、久々にラジコンカー購入してから丁度1年くらい。ラジコン熱は冷めるどころかますます加熱。最近になってツーリングカー用のニューボディ(ホンダ HSV-010)を購入したのをきっかけに、ニオイが少ない水性塗料を使って、エアブラシで塗装する方向性を検討し始めた。

ネットでいろいろ見て見ると、どうもラジコンカーのボディをポリカ用塗料で塗装しようと思ったら、圧力の強い高級エアーコンプレッサーが理想らしい。初エアブラシなのにコンプレッサーに数万円クラスの投資とか無理。安いけどそこそこの圧力がある簡易的な入門機を最初は購入してみよう、ということになった。

ってことで買ったのは以下。

スプレーワーク ベーシックコンプレッサーセット (エアーブラシ付き)

ネットだと 「ベーコン」 と呼ばれてるらしい。コンプレッサー本体に、トリガー式の簡易エアブラシも付属。その簡易エアブラシの評価を読むと、ラジコンボディのように大きい範囲のベタ塗りがメインなら十分なんじゃないかと判断した。何よりも安いし。

ただしこのコンプレッサー、動作にはラジコン用の 7.2V バッテリーか、別売りの AC アダプタが必要。個人的に作業はベランダ(外)で、が中心だし、バッテリー駆動の方が便利だったのと、リポに移行してあまってるニッカドバッテリーが4本くらいあるので問題ない。というかこれがベストに感じた。そうじゃない人は別売りの AC アダプタが 3,000円 ちょっとするので注意が必要かと思う。

ってことで、箱を開けてまずは一通りマニュアルを読んでみる。ふむふむ。タミヤのニッカド 1700 バッテリーで約 20分 の動作か。安物のニッカド 2000 バッテリーの場合も同じくらいかな... 4本ありゃー塗りながら充電で対応できるだろう。ってことでバッテリー挿入。エアブラシのピースも取り付け。簡単だ。

さて、ネットでうるさいと評判の音を聞いてみよう... スイッチオン... 「キュルワンワンワンワン!」まあ、確かにうるさい。ドライヤーほどじゃないけど、音の質もドライヤーとは違うけど、うるさい。だがしかしエアコンの室外機がウンウンうなってるベランダで作業するんだったら問題ない騒音レベルだと思った。

塗料入れるカップに水を入れて吹いてみる。ほうほう、こんな感じなのか。なんかドキドキしてきた。

いきなりポリカカラーを塗るのではなく、タミヤのアクリルカラー セミグロスブラックで HSV-010 のリヤウイング(プラパーツ)を塗るところからはじめよう。

塗料は原液だと濃すぎるらしいので薄め液で薄める。とりあえず3倍くらいで薄めてみよう。スペアビンの中で原液と薄め液を 1:2 で混ぜてからエアブラシのカップに投入。なんかワクワクしてきた。

プシュー...

うん。1:2 だと薄い。薄すぎる。たぶん。

筆塗りの経験上、タミヤのセミグロスブラックって、他のカラーと比べてゆるめだった気がしてきた。他のドロドロしたカラーの場合と違って、このカラーはもうちょっと薄め液が少なくてもいいのかも知れない。ユルユルの塗料に原液を追加して 1:1 くらいになるように調整してみた。

プシュー...

お、こんな感じなのかも知れない。なるほど... これがエアブラシか...

以下感想。

とりあえずなんか楽しい。カンスプレーのような勢いがない分、なんか扱いやすいし、小さいパーツ塗るときの塗料の無駄も少ない気がする。ただし、大きい 1/10 の RC ボディ塗るのは結構大変というか、時間がかかりそう。でも、ニオイが少ない水性塗料を使ってスプレーできるのは大きなメリットに感じる。風呂場とかなら家の中で塗ってもいいんじゃないかこれ。

買ったコンプレッサーがしょぼいからだろうけれども、ラジコンカーのボディのように、大きなパーツをベタ塗りする場合、ラッカースプレーのシンナー臭が気にならない環境ならそのままスプレーした方が短時間で塗装できるしいいと思う。

だがしかし、集合住宅住まいの人はラジコンカークラスの大きなパーツをラッカースプレーで塗った場合のシンナー臭を考えると、しょぼいコンプレッサーとエアブラシ買って、水性塗料でゆっくり塗るというスタイルはありだと思う。

そして、ベーコンセットについては... タミヤはさすがだなと思った。割り切るところはスパッと割り切ってシンプル低価格。「タミヤ」というブランドがあるから、この割り切りができるんだろうなと。まだセミグロスブラック1色しか塗ってないけど、ベーコンセットで当面は満足しそうな気がする。色塗りは確かに楽しいけどラジコンカーを走らせたりメンテナンスしたりが楽しいメインだから~

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寒いので家に籠もってコネクタを付け替えてみた

1月は寒くてサーキット行けないので、家に籠もってバッテリーやモーターのコネクタを付け替えてみることにした。

通常、タミヤのバッテリーとかモーターとかアンプ(スピードコントローラー)はギボシ的なコネクタが使われている。でもこのコネクタ、サーキットの常連さんはあまり使っていない。

理由は何となく分かってきた。ギボシコネクタって結構接触不良起こすのよね。

モーターはあまり付けたり外したりしないから接触不良起こったことないけど、バッテリーのコネクタ(タミヤコネクタとか言う)は、いろんな種類のバッテリー使ってると接触不良が結構起きる。オス側(バッテリー側)の太さがまちまちで、太いオス側使うとメス側(アンプ側)が広がっちゃうんだろうね。で、細いオスのバッテリー接続すると接触不良になる、と。

その他、大電流モーター使うと標準端子溶けるとかあるらしいけど... そんな大電流モーター、今通ってる狭いサーキットだと使わない(使えない)。それよりも長すぎる線をカットして、シャーシ上の配線をキレイにするという意味の方が大きいような気がする。

まあ、そんなこんなでコネクタを変更することにした。

バッテリーは「2Pコネクタ」とか言われているコネクタへ。モーターは「ヨーロピアンコネクタ」へ。

まずはモーターから。モーターに使うヨーロピアンコネクタとはこんなやつのこと。

こんなやつ

左側がメスで右側がオス。メス側をモーターに付けて、オス側をアンプに付けてあげる。ヨーロピアンコネクタはサイズがいろいろあるけど、通ってるサーキットでレギュレーションになってる28ターンのブラシモーターに使うなら写真のスモールタイプで十分な気がする。大電流モーターの場合は知らない。

ギボシコネクタを使う場合、モーター側からもアンプ側からも線が延びててそれをギボシコネクタでプラス、マイナス接続する... という感じになるが、ヨーロピアンコネクタ付ける場合はメス側を直接モーターに付けちゃって、アンプから伸びるモーター用の線にオス側を取り付けちゃう感じ。このアンプ側の線の長さをシャーシにあわせてあげればキレイな配線のできあがる。

個人的にモーターに取り付けるメス側のコネクタは写真のように、ただの円柱じゃなくて、メス側のお尻が斜めにカットされているタイプが取り付けやすくていいと思う。カットされてる部分にハンダ盛ってモーター側に取り付ける感じ。

※写真は後でアップします。

アンプ側はモーター用ケーブルを適当な長さでバッサリカットして、そこにオス型のコネクタを付けていく。モーターは横置きのシャーシが多いから、オス型のコネクタは側面に空いてる穴からケーブル差して、L字型にしてあげた方が使いやすいと思う。シャフトドライブでモーター縦置きな TB-03 のアンプも(今となってはストレートで付けた方が良かったかも?とか思わないでもなけど)L字型にした。

Sn3s0022sTB-03

Sn3s0023sTB-03

Sn3s0032sDF-03(ドロが・・・)

Sn3s0021sF104

Sn3s0018sF104(ボケた・・・)

ただし、F104 の場合、普通のケーブル付きアンプに付いてきてるケーブル長さだとモーターに届かないと思う。ケーブル自分で付けるアンプだったら長さ何とでもなるけど。F104 に乗せてるサンワの F2000 だとケーブル届かなかった。アンプのカバー外して基盤見て見たけど... 自分のハンダ技術だとこれを根本からケーブル付け替えるの難しそうだったのでやめた。同じ太さのケーブルを継ぎ足して使用。

モーター側はこんなもん。ギボシコネクタと比べて配線が余計な線が無くなってシャーシスッキリ。

さて、次はバッテリー。バッテリーに使う「2Pコネクタ」とはこんな感じのコネクタ。

こんな感じ

タミヤコネクタより小さくなるというメリットも若干ある。左がオス側で、右がメス側。端子むき出しなオス側はアンプに付ける。端子がカバーされてるメス側はバッテリーに付ける。単純な話、バッテリー側の端子がむき出しだったらショートの危険がいっぱいなので。

「メス側も端子むき出しじゃん!」と一瞬思うかも知れないが、そこにケーブルをハンダ付けして絶縁チューブで保護してあげる... という感じになる。オス側は短い方の端子にケーブルをハンダ付け、長い方をメス側に挿す感じ。

モーターにヨーロピアンコネクタのメス側をハンダ付けするよりも、2Pコネクタを付けていく作業の方が若干簡単。コネクタをペンチか何かで固定して(持ち手のところをテープで巻いて開かないようにするといい)、線側は逆ピンセットがあると作業しやすいと思う。逆ピンセットとか何に使うのか疑問だったけど、そうかハンダ付けで使うのか...

ちなみに、2Pコネクタのメス側をバッテリーに付けるときに注意するのは「2本同時に作業するとショートするよ」という点。タミヤコネクタが付いてるケーブルを、プラスマイナス同時にニッパーで「パチン」なんてしたらショートしてバッテリー死にます。作業は必ず1本ずつ。バッテリーは電源なんで、当たり前のことなんだけど。当たり前が電気に詳しくない人は分からないという... もちろん、アンプとかは通電してない状態だったら2本同時に「パチン」しても大丈夫だよ。

そして、端子部分が絶縁されてないとちょっとしたスキにプラスの線とマイナス線が触れてショートしてしまう危険性もあるから、1本目をパチンと切っての作業中、2本目にはタミヤコネクタを付けたままにしておくのが良いかと思う。何となくだけど個人的にはプラス側(赤い線)から作業を開始した方がしやすい。

ってことで、ヨコモのリポ3本とも2Pコネクタ化完了。

Sn3s0029s

Sn3s0030s

アンプもこんな感じね。

Sn3s0025sTB-03

Sn3s0033sDF-03

Sn3s0017sF104

あー、ラジコンしに行きたい。早く暖かくなれ~

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F104 PRO ブラックスペシャル

またまた久しぶりの更新。去年の11月に買った新しいキットを紹介

タミヤ 1/10 F104 PRO ブラックスペシャル

F1 買っちゃった F1。F1 好きだし、ラジコンでも F1 欲しかったのよ。通ってるサーキットでも F1 人気だし(一番人気はどうもミニだけどミニはあまりグッとこない)。で、タミヤから F104 の限定キットが丁度11月に出たのでそれを購入。F104 に黒いアルミのオプションパーツを満載した特別キット。

個人的に「アルミパーツが黒い!」ってところはどうでもいいかな... どうせ壊れたら市販してる青いアルミパーツに交換されていくワケだし。

まあ、いいか。

F104 PRO のボディは 2004~2006年くらいまでの F1 に似た感じ。これを 2010年のフェラーリ(F10)に似せたカラーリングに仕上げてみた。ヘルメットはアロンソ風でカーナンバーは8だ! シールは花子使って 2010年のフェラーリのスポンサーロゴをトレースして(アロンソ乗せるんだからサンタンデル必須)、タトゥーシール使って自作。ボディ作るの相当時間かかった。

Sn3s0005s

Sn3s0007s

Sn3s0012s

搭載メカは以下

受信機 サンワ RX-371
アンプ サンワ F2000
サーボ サンワ RS-995

そして、とりあえず追加したオプションは以下

タミヤ SP.506 F-1ギヤーセット
タミヤ OP.1165 F104 ソフトTバー
タミヤ OP.1176 フォーミュラチューンモーター (32T)
タミヤ OP.1168 F104 スポンジタイヤB(4435 リヤ)
タミヤ OP.1167 F104 スポンジタイヤB(4430 フロント)

「F-1ギヤーセット」は F104 PRO 標準で付いてくる 04 スパーを使いたくなかった(ヘタクソなのですぐぶつけるし、ぶつけたら04スパーはすぐ欠ける...)のでノーマル F104 と同じ 63T の 06 スパーを入手。ピニオンもノーマル F104 にあわせて 17T にした。ギヤ比はダイレクトドライブなので 3.70 。うーんダイレクトドライブは計算が簡単。

タイヤはとりあえずタミヤの買ってみた。標準の柔らかいスポンジタイヤとこれと使ってみて、すり減ったらサーキットの常連さんにおすすめタイヤ聞こう。でも、サーキットの常連さんは F104 あんまり使ってないんだよな... それにタイヤ削り機的な物で削ってたなあ... まあ、聞いてみよう。

モーターはタミヤの32ターンのフォーミュラチューンモーター。バッテリーはとりあえずリフェで様子見。遅いようだったらリポに変えよう。リフェバッテリーなるモノも一度使ってみたかった。

買ったリフェは チームオリオン ロケットパックLiFeシリーズ の 2500 。とりあえずのバッテリーだし、安い 2500 でもいいかな的な。そんな感じ。ただし、このバッテリー、サイズが今までのヨコモリポや安いニッカドより大きくて、F104 に搭載するには多少バッテリーカバーを加工する必要があった。

ゆっくり作ったので完成したのは12月中過ぎ。年末近いしサーキット言っての走行テストは年明けかな~とか思ってたら... 今年はなんか超寒いし!雪とか雨とか天気にも恵まれなくてまだサーキット行けてないという。行ったらまたなんか書くことにしよう。とりあえず走ってみないことには何も分からない。

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